親育ちプログラム「はじめのはじめのいっぽセミナー」
Beeが開発した IPPO=はじめのはじめのいっぽセミナー
という親育ちプログラムがあります。
生後2〜4ヶ月の親子がいっしょに参加できる
おでかけのきっかけにもなるプログラム。
大変参加者に好評で、とても高い出席率です。
IPPOのこれまでの概要をまとめています。
「はじめのはじめのいっぽセミナー」事業報告
1.「はじめのはじめのいっぽセミナー」(以下 IPPO)のこれまで
第1クール 2006年10−11月 小倉南区(区後援)
第2クール 2006年11−12月 小倉南区(区後援)
第3クール 2007年 9−10月 若松区(区後援)
第4クール 2008年11−12月 戸畑区(区共催)
第5クール 2009年 9−11月 戸畑区(区共催)
行政との協働を積み重ね、特に第4・5クールでは、新生児訪問事業の中で
気になる親子を参加につなげた。各回のスタッフミーティングも保健師、新生児訪問担当者と
情報共有することができた。(講座後は自主サークルも立ち上がっている。)
第5クールでは、北九州市の「公益市民活動助成」を得て、マニュアルを作成することができた。
第4クールに加わっていたスタッフが宗像市で、2009年度主催して実施し、
2010年度も宗像市、熊本県大津町などではじまっている。
今後は他地域での実施希望も多数きているので、
質を保つために今回作成したマニュアルを活用して研修を実施し広げていきたい。
2.IPPOマニュアルの特徴
(1)評価体系の整備
先行研究でも、評価の高い「いきいき子育て尺度」を活用し、しっかりと構造化した評価実施を課すことで、
「IPPO」とすることを明確に打ち出した。このことにより、セミナーの質が担保できる。
(2)一連のプロセスに注目
企画から評価まで、一連のプロセスについて実践的な情報をもりこみ、講座実施のイメージがもちやすい
(3)実践的な内容
実際に必要な書式を資料編として添付している。
(4)講座実施チームに注目
構成メンバーの必須の専門性を指摘。最低4名で実施し、その役割分担、チームとしての動きを整理した。
3.IPPO 今後の課題
(1)早期の子育て支援体制とセミナーとの連携体制をつくりシステム化
*参加前:新生児訪問からのつなぎ
*参加後:自主グループ活動への継続的な支援
*個々の抱える問題・・DV、うつ、母乳について 専門的個別支援へ
(2)マニュアルのブラッシュアップ
*他地域、他自治体でも活用しつつ、さらに改良していく
(3) IPPO チームの人材育成
ファシリテーター、心理士、助産師の層を厚くしていく
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