NPO法人 北九州子育ち・親育ちエンパワーメントセンター「Bee」
これまでの経過
■指定管理者の公募
 平成17年5月2日
 下記のような指定管理者の公募があった。
 http://www.city.kitakyushu.jp/~k2303010/purazayakata.html
 ・子育て支援施設の指定管理者公募
 @小倉駅裏AIM3Fに新設される(仮称)「子育て支援プラザ」
   平成17年12月23日〜平成21年3月末日
 A黒崎駅隣コムシティ7F「子どもの館」
   平成18年 4月 1日〜平成21年3月末日

■応募の検討
 指定管理者の公募に先駆けて、平成16年12月議会で子育て支援プラザの施設設計費が承認されていた。
 この施設に指定管理者制度が適用されることは確定的と見て、Bee内部で応募の是非を議論しはじめた。
 Beeメンバーの基本的な考えとしては、このような大規模な遊びのための施設に大量の公的資金を投下することには、強い抵抗があった。
 子育て、特に乳幼児に対する子育て施設は、歩いていける範囲に小規模でよいので、使いやすい、居心地のよいものを充実させることが大切だと考えていたからだ。すでに、市民センターにそのような場所(フリースペース)が作られているところは50箇所を超えているのだが、環境整備や人材、資金の問題で、十分機能しているとは言いがたい。
 子育て支援センターは、各区に1つあるが、充分活かされているとはいいがたい。
 様々な子育て支援策の連携も、これから、というところである。
 これらの課題に取り組むべき、と考えていた。
 また、メンバーそれぞれが、他の団体で長い活動歴を持っているとは言っても、このNPO自体は、平成16年4月から準備活動を始めたばかりで、団体としての実績はほとんど無いに等しい。
 しかし、議会で通ったからには、この施設が作られることは間違いない。
 工事費に8億円〜9億円、年間維持費に1億円以上かかるとも聞いている。
 中央資本の子育て産業や、子ども、子育てに関してこれまで何の実績も無い企業が取り、子どもや、親や、地域のためにならない「支援策」を大金を使ってされるとしたら・・・!
 本当の子育て支援とはなにか、というテーマを追い続けている我々としては、どうにも看過することができない!
 私たちの目には、指定管理者レースへの参画が必然的なものと映り始めた。
 [つづく→]
提案内容
審査結果公表(北九州市保健福祉局)